成人矯正の費用はどれくらい?
歯科矯正の費用は高額になりがちです。大人になってからの歯科矯正は、特に高額になってしまうイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、大人になってからの歯科矯正でかかる費用の内訳と目安についてご紹介します。
成人矯正にかかる費用の内訳
クリニックによって費用の提示方法は違いますが、歯科矯正に必要な費用は基本的に同じです。
- 矯正費用内訳
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- ① 診断料(カウンセリング料):レントゲン撮影・歯科用CT・口腔写真撮影・唾液検査などを行い、歯の状況や矯正装置・方法の説明、費用について話し合うための費用
- ② 矯正装置料:矯正に使う装置の費用
- ③ 装置処理と調整料:矯正装置のメンテナンスや調整を行い、口の中の確認をする費用
- ④ 保定料:歯の戻りを防ぐ保定装置の費用
- ⑤ 保定観察料:保定期間中に通院して経過観察を行う費用
成人矯正にかかる費用目安
では、前述した5つの費用目安を紹介します。
- ① 診断料(カウンセリング料):0~約6万円
- ② 矯正装置料:約15万~150万円(歯一本だけの部分矯正から表側ブラケット、裏側ブラケット、ハーフリンガル、マウスピースなど)
- ③ 装置処理と調整料:1回につき0~約1万円
- ④ 保定料:0~約3万円(1個につき:上下では6万円)
- ⑤ 保定観察料:1回につき約5,000円
歯並びの状態や治療期間、矯正装置、矯正装置の材質によって費用は大きく異なるため、上記の金額はあくまでも目安となります。クリニックによっては、診断料や装置調整料、保定料などは矯正費に含まれていることもあります。
費用の支払い方法としては、全額を事前に支払う「総額制(トータルフィー)」と、処置するごとに費用を支払う「処置別支払い制」があります。カウンセリングの際に説明されるので、メリット・デメリットを理解して判断しましょう。
歯科矯正は高額だがそれだけの価値がある
成人の歯科矯正は自費治療なので、高額になりがちです。支払い方法によっては100万円以上の費用を一度に支払わなくてはなりません。しかし、歯科矯正で歯並びや噛み合わせを整えれば、見た目だけでなく全身の健康にとって良い影響があります。検討したい方は歯科医院に相談してみましょう。