マウスピース矯正の通院回数は? | 矯正歯科コラム

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マウスピース矯正の通院回数は?

「マウスピース矯正を検討しているが、忙しくて通院が難しい」そんな不安を抱えている方は少なくないでしょう。

本コラムでは、マウスピース矯正にかかる期間、通院のペースについて解説いたします。

マウスピース矯正にかかる期間は?

マウスピース矯正は、歯全体を矯正するのか、部分的な矯正をするのかによって、治療期間が異なります。具体的には、全体矯正で2年〜2年半、部分矯正で1年未満が治療期間の目安です。抜歯が必要など、歯並びの状態によってはさらに時間がかかるケースもあります。

マウスピース矯正は、定期的にマウスピースを交換して歯を動かす矯正方法です。全体矯正は部分矯正よりも多い枚数のマウスピースが必要で、その分かかる期間も長くなります。治療を始めたばかりの時期は、1〜3か月に1回ほどのペースで通院が必要です。ワイヤー矯正では3〜4週間ごとの通院が必要なので、マウスピース矯正のほうが通院回数は少なくなります。忙しい方にとっては、通院回数の少ないマウスピース矯正にメリットを感じるのではないでしょうか。

通院回数は少なくできる?

トラブルが無く順調にマウスピースでの矯正が進むと、治療開始の頃に比べて必要な通院間隔は長くなっていきます。

トラブルの無い治療を行うためには、まず1日の装着時間を守る必要があります。マウスピース矯正は、1日あたり20時間以上の装着が必要です。食事や歯磨きの時以外は、常にマウスピースを装着するようにしましょう。次に、マウスピースの交換時期を守る必要があります。治療計画に基づいて、定期的に新しいマウスピースに交換しないと治療効果が得づらく、通院回数が多くなる可能性があります。

矯正中の通院では、マウスピースが適切に装着されているか、計画通りに矯正が進んでいるのかなどを確認します。それ以外にも歯周病や虫歯といったトラブルがないかについても併せて確認します。トラブルがあると治療期間が延びるため、定期的なチェックが大切です。

矯正治療を少しでも早く終わらせるためにも、決まった通院日にはきちんと受診する、マウスピースの自己管理をしっかりとする必要があります。

Q1:マウスピース矯正は痛いのでしょうか?
A1:痛みはゼロではありません。しかし、マウスピース矯正はほかの矯正方法と比べると、痛みが少ないと言われています。当院では、患者さまの不安を解消するためにカウンセリングを行っております。
Q2:矯正後の「後戻り」とは何ですか?
A2:矯正治療後の歯がもとの位置に戻ろうとする状態を指します。矯正治療が終わってすぐは、歯を支えている組織が不安定な状態です。そのため、そのままにしておくと、治療前の状態に戻ろうとします。歯並びを安定させるための装置を付け、3ヶ月〜半年ごとに通院する必要があります。
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