リテーナーの装着期間と後戻りについて|堺市の矯正歯科「西村歯科」 矯正歯科コラム

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リテーナーの装着期間と後戻りについて

矯正治療一般

矯正治療で得た美しい歯並びを維持し、後戻りを防ぐにはリテーナー(保定装置)の装着が欠かせません。しかし「リテーナーはどのくらいの期間、装着する必要があるのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

本コラムではリテーナーの装着期間と、リテーナーを装着していないとどうなるかについて解説します。矯正治療後に後戻りを防ぐためにも、ぜひご参考にしてください。

リテーナーの正しい装着期間

リテーナーの装着期間(保定期間)は矯正治療にかかった期間と同じだけ必要です。例えば、矯正治療が終了するまでに2年半かかった場合、リテーナーも2年半程度装着しなければなりません。ただし、10年経っても後戻りのリスクはあるため、リテーナーはできるだけ長く装着したほうがよいでしょう。最初の半年間は、少なくとも1日あたり20時間以上の装着が必要です。

保定期間中も定期的に通院し、歯科医師から適切な装着時間の指示を受けます。後戻りを防ぐために、定められた装着時間を守りましょう。1日あたりの装着時間は徐々に短くなり、最終的には睡眠中だけで済むようになります。リテーナーの正しい装着と定期的な通院は、美しい歯並びを維持するために大切な要素と言えるでしょう。

リテーナーを装着していないとどうなる?

矯正治療完了直後の歯はとても動きやすく、リテーナーを半日外すだけでも歯が後戻りする可能性があります。リテーナーを装着したときに痛み、きつさを感じるのは、歯が動いている証拠です。歯が大きく動いてしまい、せっかく整えた歯並びが崩れてしまった場合、再度矯正しなければなりません。リテーナーの装着を忘れた際には、すぐに再装着しましょう。もし、リテーナーを装着した時に違和感があれば、すぐに歯科医師に連絡してください。

最後にリテーナーの装着を習慣化するためのポイントをご紹介します。

・毎日、決まった時間にリテーナーを装着する
・リテーナーの装着時間にアラームをセットする
・リテーナーケースを携帯して、不要のときだけリテーナーを外す

美しい歯並びはリテーナーを定期的に装着することで維持できます。ぜひこれらのポイントを参考に習慣化していきましょう。

 

Q1:歯並びの後戻りが完全に起こらない矯正方法はありますか?
A1:歯並びは個人の生活習慣や成長、加齢によって変化するため、完全に後戻りを防ぐのは困難です。ただし、矯正技術や継続的な歯科ケアにより、後戻りのリスクは最小限に抑えられます。
Q2:歯並びはなぜ後戻りするのでしょうか?
A2:主な原因は、日常生活での習慣や口内の圧迫です。頬杖をつく癖や、睡眠中の舌の動き、成長や加齢にともなう変化などが挙げられます。これらの習慣が歯並びに圧力をかけ、徐々に変化を引き起こします。

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