小児矯正は何歳からできる?矯正の適齢期も解説|堺市の矯正歯科「西村歯科」 矯正歯科コラム

お気軽にお問い合わせください

072-229-6474
COLUMN
矯正歯科コラム

小児矯正は何歳からできる?矯正の適齢期も解説

矯正治療一般

お子さまの歯並びが気になる場合「何歳から始めるべきか」と悩むのではないでしょうか。
小児矯正では、年齢や成長状態に適した治療方法があります。
本コラムでは、小児矯正が可能な年齢について解説します。最後までお読みいただければ、小児矯正の一期治療・二期治療の違いやそれぞれの適齢期がわかるため、小児矯正の開始時期を迷っている方はぜひご参考ください。

小児矯正は何歳から?

小児矯正は一般的に3歳頃から受けられる矯正治療です。ただし、治療を開始する年齢や適した矯正方法は、お子さまの歯並びや成長によって異なります。
矯正治療は、早ければ良いというわけではありません。 乳歯が生えそろった時期や、乳歯と永久歯が混在する時期から矯正治療は可能です。一方で、お子さまの歯並びや骨格によっては、永久歯が生え揃った後に治療を始めるケースもあります。
歯並びや骨格の成長には個人差があるため、歯科医師と相談し、お子さまに最適なタイミングで治療を進めることが大切です。

小児矯正の種類と適齢期

小児矯正は、治療を受けるタイミングにより一期治療と二期治療に分けられます。それぞれ適齢期があり、治療の目的が異なるため詳しく解説します。

一期治療

一期治療は、乳歯と永久歯が混在する状態のお子さまが対象です。適齢期は、永久歯が生え揃う12歳頃までとされています。
一期治療の目的は、顎骨の成長を利用し歯列を整えるためのスペースを作ることです。骨の成長期に、顎骨の発達をコントロールしながら、永久歯が生えるためのスペースを作ります。
また、一期治療で高い効果が得られれば、二期治療や大人になってからの矯正治療が不要となるケースもあります。

二期治療

二期治療の適齢期は12〜14歳頃からです。永久歯が生えそろったお子さまであれば治療が可能です。
二期治療では、矯正装置で歯を移動させて歯並びを整えます。一期治療とは異なり、骨の成長が止まってから歯並びを矯正するため、大人と同じような治療となります
お子さまによって、一期治療から二期治療に進む場合と二期治療から始める場合があります。 顎骨の成長をコントロールする必要がない場合は、二期治療から始めても問題なく治療できるケースがあります。

小児矯正を受けるメリット

小児矯正には以下のメリットがあります。

・コンプレックスを解消できる
・歯並びに影響する習慣や癖を治せる
・治療期間を短縮できる
・抜歯や外科手術の可能性が低くなる

小児矯正の大きなメリットは、コンプレックスや歯並びのストレスを解消できる点です。特に、多感なお子さまは歯並びが気になりやすいため、消極的な性格になったり、笑顔を見せるのをためらったりする場合があるかもしれません。小児矯正を受けると、お子さまの歯並びの悩みを早期に解決できます。
また、指しゃぶりや頬杖のように、歯並びが悪くなる習慣や癖を早期に治せる点もメリットです。小児矯正では、綺麗な歯並びを目指すための口や舌のトレーニングも可能です。
さらに、大人になって矯正治療を受けるのと比較して治療期間が短く、抜歯や外科手術を避けられる可能性が高いため、お子さまへの負担を軽減できるでしょう。

小児矯正の注意点

矯正治療中には以下の注意点があります。

・ご両親のサポートが必要になる
・セルフケアを徹底する必要がある
・矯正装置によっては見た目が気になる

それぞれのポイントを解説します。

ご両親のサポートが必要になる

矯正治療中の矯正装置の管理やセルフケアは、お子さまだけでは難しい場合があります。そこで必要なのがご両親のサポートです。
矯正治療中は矯正装置の着脱や装着時間の厳守といった管理が重要です。自由に着脱できる矯正装置の場合は、お子さまが外すケースもあります。矯正装置を正しく管理できず、治療期間が延びたり、期待通りの効果が得られなかったりする場合があるため注意しましょう。小児矯正を成功させるには、ご両親の管理や指導が必要不可欠だといえます。

セルフケアを徹底する必要がある

小児矯正中は、毎日のセルフケアが重要です。矯正装置によっては長期間取り外しできず、矯正装置と歯の間に食べ物が挟まったり、歯が磨きにくいためです。磨き残しを放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
取り外しできないワイヤー矯正では、矯正器具の隙間に歯ブラシが届きにくいため、ご両親の手でお子さまの仕上げ磨きを徹底する必要があります。

矯正器具によっては見た目が気になる

ワイヤー矯正は、歯の表面に矯正器具を装着する方法ですが、口を開けたときに目立ちやすく、人目が気になるお子さまには不向きです。
当院では、歯の色に近く目立ちにくい「マルチブラケット」を使用したワイヤー矯正や、透明なマウスピースを使った「マウスピース矯正」をご用意しています。どちらも見た目に配慮した方法で、お子さまの負担を軽減します。
最適な矯正器具は、お子さまの歯並びやお悩みによって異なります。堺市で小児矯正をご検討中の方は、ぜひ当院へご相談ください。丁寧にお話を伺い、最適な治療法をご提案いたします。

 

Q1:小児矯正の治療期間はどのくらいですか?
A1:歯並びや骨の成長状況により個人差がありますが、一期治療・二期治療ともに1〜3年程度が目安です。治療期間が延びるケースもあります。

Q2:小児矯正の費用はどのくらいですか?
A2:小児矯正の費用は、歯の状態や矯正方法の種類によって異なります。具体的な費用や費用を抑える方法は、以下のコラムをご参考ください。
小児矯正 症例ごとの費用

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ

top
072-229-6474 お問い合わせ
line
LINE予約
お問い合わせ CONTACT
line
LINE予約