マウスピース矯正の費用と期間
マウスピース矯正に興味はあっても、費用や期間がどのくらいかかるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。矯正治療を検討するうえで、治療にかかる費用や期間を知ることも治療を行ううえで大切な要素の一つです。
本コラムでは、当院で取り扱っているインビザライン3種類の費用と期間の目安を紹介していきます。マウスピース矯正を検討中の方はぜひご参考にしてください。
マウスピース矯正(インビザライン)の費用を紹介
インビザラインには症状に合わせた4つのパッケージがあります。そのうち、当院で取り扱っているのは3種類です。費用は症状によっても異なりますが、以下の料金となっています。
・ライトパッケージ:330,000円(税込)
歯並びのガタガタが少し気になるといった比較的軽度な症状向けとなっており、主に前歯のみを治療します。マウスピースは上下で各14枚まで使用できます。
・モデレートパッケージ:550,000円(税込)
咬み合わせの大きな治療を必要としない、症状が中度の方向けです。マウスピースは上下で各26枚使用できます。
・コンプリヘンシブパッケージ:770,000円(税込)
あらゆる歯並びのお悩みに対応できる重度の症状向けです。マウスピースの枚数に制限はなく、奥歯も含めた治療が可能です。
このほか、検査料や診断料、定期的にチェックする調整管理料、リテーナー(保定装置)などの費用が別途かかります。また、症状によっては、追加の装置や治療に費用がかかる場合もあります。
マウスピース矯正の治療期間はワイヤー矯正より短い?
矯正歯科治療の治療期間には個人差があります。一概にはいえませんが、ワイヤー矯正が手作業で調整するのに対し、マウスピース矯正はデジタル技術を用いて無駄なく歯の移動ができるため、一般的にはマウスピース矯正のほうが短期間で治療が終わるといわれます。
参考までに、インビザラインとワイヤー矯正、それぞれの治療期間の目安をご紹介します。
・ライトパッケージ(部分矯正):6ヶ月~1年程度
・モデレートパッケージ(全顎矯正):1年程度
・コンプリヘンシブパッケージ(全顎矯正):1年〜3年程度
・ワイヤー矯正(表側全顎矯正):1〜3年程度
「モデレート」「コンプリヘンシブ」はいずれも全顎矯正ですが、中度を対象としたモデレートより、重度を対象としたコンプリヘンシブのほうが治療期間は長くなる傾向があります。ワイヤー矯正で全顎矯正をした場合と比較しても、期間の目安はそれほど変わりません。
矯正歯科治療は、症状により当初の予定より早く治療が終わる場合や、逆に想定以上に長くかかってしまうケースもあります。当院ではカウンセリング後の精密検査でしっかりと口腔内を確認したうえ、治療内容、治療期間を決定します。治療前に質問がある方は、カウンセリング時にご質問ください。納得したうえで治療が開始できるよう、丁寧にご説明いたします。
Q1:マウスピース矯正はデンタルローンで払えますか?
A1:当院ではデンタルローンのご利用が可能です。このほか、クレジットカードや分割払いにも対応しているので、お気軽にお問合せください。
Q2:矯正をスムーズに進めるにはどうしたらいいですか?
A2:矯正をスムーズに進めるためには、矯正器具を正しく使用する必要があります。マウスピース矯正のインビザラインでは、1日20時間程の装着が必要です。装着時間が守られないと、マウスピース矯正の効果が得られないため注意しましょう。