矯正歯科における子供と大人の違い|堺市の矯正歯科「西村歯科」 矯正歯科コラム

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矯正歯科コラム

矯正歯科における子供と大人の違い

矯正治療一般

親御さんが日常的に感じる不安の一つとして、「お子さまの歯のゆがみや間隔が気になる」「矯正治療のタイミングや適切な方法が分からない」といった声があがります。特に、治療の適性期といわれる小学生や中学生の成長期では、どういった治療が最適か、その費用はどれくらいかかるのかという疑問は深まるかもしれません。

本コラムでは、子供と大人の矯正治療の違いや、役立つ情報を解説します。子供の健康な笑顔のための一歩を踏み出す参考にしてください。

大人の矯正治療と子供の違いとは?

子供と大人、それぞれの矯正治療の違いは明確です。子どもの場合、乳歯から永久歯に生え変わる時期の治療となるため、顎の成長を最大限に活かして、一期治療・二期治療に分けて治療を行います。効率的に治療が進められることから、大人よりも短い期間で治療が終わるケースもあります。一方、大人の場合、既に顎の成長が止まっているため、歯が移動する隙間を作るために抜歯を行い、ゆっくりと動かしていく必要があります。また、歯周病や虫歯の治療も必要となった場合には、治療期間が長期に渡る可能性も考えられます。

さらに矯正治療には心理的な面も影響します。子どもは両親や周囲の意見によって矯正治療を受けるケースが多く、治療へのモチベーション維持が課題となります。対照的に、大人は自らの意志で治療を選択しますが、治療の長さや費用、外見への懸念など、考慮すべき点が多いことが課題といえるでしょう。このように、治療の方法や心理的背景において、子供と大人での矯正治療の違いが見られます。適切な治療を選ぶために、これらの違いを理解することが大切です。

矯正歯科治療のメリットとデメリット

矯正治療の最大のメリットは、噛み合わせの改善であることはもちろん、適切な噛み合わせにすることで、歯の摩耗や破損のリスクを低減し、歯の健康を長期的に保つことです。特に、子どもは早期に矯正治療を受けることで、抜歯の必要性が減少するとともに、成長過程を利用してより効果的に治療を進めることができます。

一方、矯正治療にはデメリットも存在します。治療に使用される矯正装置の不適切な管理やケアによっては、虫歯や歯周病のリスクが増加する可能性があります。また、矯正治療は一般的に自由診療にあたるため、治療費が高額になることが多く、経済的な負担を感じる人も少なくありません。

治療費に関して具体的に触れると、小児と大人の矯正治療では費用が異なることが一般的です。小児矯正は、大体60〜100万程度に収まることが多いのに対し、大人の矯正は70〜150万と費用にばらつきが出ます。大人の場合は、矯正器具が目立たないように素材を変更したりするため、費用にばらつきがでます。これらの情報を踏まえ、矯正治療を検討する際には、メリットとデメリットをしっかりと比較検討することが重要です。

 

Q1:矯正治療の費用は患者によって異なりますか?
A1:矯正治療の費用は患者さまによってそれぞれ異なります。治療の種類、治療の期間、地域によって費用が変動します。また、保険の適用についても状況によって異なるため、治療を受ける歯科医院で初回のヒアリング時に概算を出してもらいましょう。
Q2:子どもと大人では矯正の治療期間が異なりますか?
A2:子供の歯並びの改善には成長に合わせた「一期治療」と「二期治療」があるため、治療期間は長く感じる可能性があります。一方、大人の場合は永久歯に生え変わっているため、治療期間はおおよそ1年半から2年半程度です。しかし、トータルで考えると、小児矯正を行うと、抜歯などをせずに済む可能性が高くなります。

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