マルチブラケット矯正の痛みについて|堺市の矯正歯科「西村歯科」 矯正歯科コラム

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矯正歯科コラム

マルチブラケット矯正の痛みについて

歯列矯正は、きれいな歯並びを手に入れられるものの「痛い」というイメージもつきまといます。痛みが気になり、矯正を始めるのをためらう方も多いでしょう。特にマルチブラケット矯正は、痛くてものが食べられない、歯が浮いた感じがつらい、といった話をよく聞きます。

本コラムでは、マルチブラケット矯正の痛みについて、痛みの原因ごとの対処法や痛む期間、痛みの根本原因について解説します。

マルチブラケット矯正は痛い?痛みの原因と対処法を知ろう

マルチブラケット矯正で起こる主な痛みは、以下の2つです。

・歯が動く痛み
・矯正装置による痛み

歯が動く痛みは、矯正装置を付けてから約3~4時間後にはじまり、36時間後がピークとされています。痛みの持続期間は2~3日程度で、1週間程度で落ち着きます。痛みがひどい時は、市販の鎮痛剤の服用が可能ですが、鎮痛剤を飲み続けると炎症が抑えられてしまうため、歯が移動しにくくなります。どうしても我慢できない時だけ服用するようにしましょう。

矯正装置による痛みは、頬の内側にブラケットが当たったり、歯が動いて余ったワイヤーの端が舌などに当たったりすることで起こります。歯科医院から処方されるワックスで器具をカバーすることで、多くの場合痛みが緩和されます。もしブラケットや針金が緩んでいる場合は、歯科医院で対処してもらいましょう。

痛みの根本原因とは?治療に前向きになるのも大切

歯が動くと痛いのは、歯が押されることで炎症が起きるためです。歯が押されると圧迫された歯槽骨が炎症を起こし、溶けて吸収され、押された反対側のスペースに歯槽骨が作られます。骨吸収と骨再生を繰り返しながら、歯が移動していくために、痛みがともないます。歯槽骨の炎症で歯の移動が進むため、鎮痛剤で炎症を抑えると歯が移動しにくくなってしまいます。歯が動く痛みは、歯の移動が進んでいる証拠です。痛みには個人差があり、治療に前向きかどうかでも痛みの感じ方が変わる傾向があります。

歯列矯正は、見た目の改善だけではなく、歯周病になりにくくなったり、咀嚼の改善により胃腸への負担を軽減したりするため、健康面でも多くのメリットがあります。前向きな気持ちで痛みのピークを乗り越えましょう。マルチブラケットに関して疑問や不安がある方は、悩まずに歯科医院に相談するのがおすすめです。

 

Q1:マルチブラケットの矯正期間はどのくらいですか?
A1:一般的に、マルチブラケットの装置をつける期間は2~3年程度です。ただし、それぞれの歯並びの状況によって治療期間は異なるため、あくまで目安となります。また、20歳以上の場合は3年前後かかるケースも多くなります。
Q2:矯正はどこで受けるべきですか?
A2:矯正を行う場合、経験が豊富な矯正歯科専門の開業医がよいでしょう。歯科のなかでも、矯正歯科専門の歯科医院もあります。長期間、通うことになるため、矯正歯科専門の医院が安心できるでしょう。また、医師やスタッフとの相性も大切です。

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