矯正治療は途中でやめるとどうなるの?再開は可能?|堺市の矯正歯科「西村歯科」 矯正歯科コラム

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矯正歯科コラム

矯正治療は途中でやめるとどうなるの?再開は可能?

矯正治療一般

矯正治療を始めた際に、費用負担や生活環境の変化、治療期間の長さから、中断を検討する方も少なくありません。
しかし、治療を途中でやめる場合、さまざまなリスクがあります。
本コラムでは、矯正治療を途中でやめるとどうなるのか、やめたあとに再開できるのかなどについて解説します。矯正治療の中断によって後悔しないためにも、ぜひ本コラムの内容をご覧ください。

矯正治療を途中でやめる理由とは?

矯正治療を途中でやめる理由には、ライフスタイルの変化や痛みや不快感からくる挫折など、さまざまなケースがあります。それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

ライフスタイルが変化した

矯正治療は長期的なアプローチが必要になるため、治療前とライフスタイルが変化する場合があります。引越しによって通院ができなくなったり、妊娠や出産によって治療の優先度が下がったりすることが例として挙げられます。
これらの理由から矯正のモチベーションが保てなくなり、途中でやめることにつながります。

痛みや不快感から挫折する

矯正治療中は、歯に痛みや不快感を覚えることも多いでしょう。これらの痛みや不快感から挫折してしまい、治療を途中でやめるケースも少なくありません。
ほかにも、器具の装着中は会話がしづらかったり、メンテナンスが大変なことから、治療を断念するケースもあります。矯正治療には痛みや不快感が伴うため、治療前にこれらのデメリットをしっかり考慮しておくことが大切です。

矯正治療で痛みや不快感を感じた際の対処法については以下のコラムをご覧ください
矯正治療で感じる違和感や痛みの対処法を5つ紹介

矯正治療を途中でやめるとどうなるのか?

矯正治療を途中でやめることで、歯並びの後戻りや健康への影響など、さまざまなリスクがあります。これらのリスクについて詳しく確認していきましょう。

後戻りする可能性がある

矯正治療を途中でやめると、元の歯並びに戻る「後戻り」が発生する可能性があります。治療が終わっておらず、歯が動きやすい状態にあることが後戻りの原因となります。
後戻りが起こってしまうと、治療期間が無駄になってしまいます。
また、中途半端な位置で治療をやめてしまうと、歯が元の位置に戻るだけでなく、元よりも歯並びが悪化するリスクもあります。

健康に影響が出る可能性がある

矯正治療で歯を動かすと、歯のスペースが開いてきますが、そのスペースが埋まる前に治療をやめると、開いた歯と歯の間に汚れが溜まりやすくなります。その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まり、健康に影響が出る可能性があります。
また、不完全な矯正によって治療前よりも噛み合わせが悪くなることで、顎関節症を発症したり、肩こりや頭痛を引き起こしたりするリスクも生まれます。

治療費が無駄になる

矯正治療は保険適用外が多く、通常の治療より費用面での負担が重くなるのが一般的です。途中で治療をやめてしまうと、それまでに支払った高額な治療費が無駄になります。
契約内容によっては部分的に返金されることもありますが、患者さま都合の中断で全額戻るケースは多くありません。金銭的なリスクを避けるためにも、一度始めた治療は最後まで続けることが大切です。

矯正治療で保険診療を適用できる症例については、以下のコラムをご覧ください。
矯正治療に保険診療を適用できる症例

途中でやめた矯正治療は再開できる?

矯正治療を途中でやめてしまっても再開は可能ですが、やめた段階の歯並びによっては治療期間が伸びたり、費用が高額になる可能性があるため注意が必要です。
また、支払った治療費は、治療の進行具合によって返金される場合もありますが、治療方法によっては返金されない場合もあります。支払い済みの治療費の返金は可能かどうかや、再開時の治療プランについては、以前治療していた歯科医師に相談しましょう。
なお、歯科医院の閉院や、歯科医師とのトラブルにより治療をやめてしまったケースでは、セカンドオピニオンを受けることを検討しましょう。

矯正治療を途中でやめないためのコツ

矯正治療を途中でやめないためには、長期的な計画を立てることや、信頼できる歯科医師のもとで治療を行うことが大切です。矯正治療を途中でやめないためのコツについて詳しく見ていきましょう。

長期的な計画を立てる

矯正は長期的な治療になるため、あらかじめ入念な計画を立てておくことが大切です。治療におけるリスクを事前に把握しておかなければ、痛みによる辛さやメンテナンスの手間などによって途中で治療をやめたくなってしまうリスクがあります。
また、子どもの矯正の場合、進学や受験、大人の場合は、転勤や結婚などのライフスタイルの変化と重ならないようにすることも意識しましょう。

信頼できる歯科医師のもとで治療を受ける

矯正は長期的な治療になるため、歯科医師との付き合いも長くなります。そのため、信頼できない歯科医師のもとでは、治療の継続がストレスになることもあるでしょう。
治療を始める前にはしっかりとカウンセリングを受けて、歯科医師や医院が信頼できるかを見極めることが大切です。また、自分に合った医院を探すために、複数箇所でカウンセリングを受けることも選択肢の一つです。

矯正治療を途中でやめるとどうなるのかについて事前に理解したうえで、治療を始めるようにしましょう。

当院における矯正治療の特徴は以下のコラムをご覧ください。
当院における矯正治療の特徴

 

Q1:矯正治療を途中でやめた場合、ほかの歯科医院で再開できますか?
A1:ほかの歯科医院でも矯正治療を再開できます。ただし、すでに支払った治療費が返金されなかったり、途中からの治療でも費用を全額負担しなければいけなかったりといったデメリットも考慮する必要があります。

Q2:矯正治療中はどのような食事を控えたらよいですか?
A2:煎餅やナッツなどの硬い食べ物や、キャラメルやガムなどの粘着性のある食べ物は控えるようにしましょう。これらの食べ物は、器具の破損や歯の汚れにつながります。
詳しくは以下のコラムをご覧ください。
矯正治療中の食事制限とその理由

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